29歳の転職活動の時と、
新卒の就職活動時の2度、圧迫面接を受けたことがあります。
中途採用でも、新卒採用でも、計2社、内定をいただきました。
圧迫面接の体験談と、対策をお話しします。

圧迫面接とは?
圧迫面接とは、
面接官がわざと高圧的な態度で、イジワルな質問をすることです。
面接官に下記のような対応をされたら「圧迫面接」と捉えて良いと思います。
- 否定的なことをいわれる
- やる気のないそぶりを見せる
- 高圧的な態度をとる
なぜ圧迫面接をするの?
企業の圧迫面接は求職者のストレス耐性を知ることが、一番の目的です。
そして圧迫面接は、企業から「いい人材だ」と期待されている場合が多いです。
仕事にストレスはつきものです。
納得ができない仕事を命令されたり、理不尽なことで怒られることもあるでしょう。
そんなときに、冷静な対処ができるか、情熱をもって取り組むことができるかを判断します。
事前に圧迫面接の対処法を知ることで、内定を得ましょう!
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圧迫面接の体験談
わたしが体験した、新卒と転職の圧迫面接のお話をします!
新卒就活の圧迫面接
大手人材系企業のグループ会社のマーケティング職で、計4回の面接がありました。
1次面接(圧迫面接ではない)
↓
2次役員面接(圧迫面接)
↓
3次役員面接(圧迫面接)
↓
最終面接(圧迫ではない)
- 面接官にいわれたこと
「で?きみはなにができるの?」
「仕事なめてるの?そんなに甘くないよ」
「うちの会社で、きみはついていけないとおもう」
と返し続けていました
社会人10年目の今だからわかりますが、新卒の子ができることはとても少ないです。
新卒の圧迫面接って夢と希望いっぱいの新卒の彼らに向かって、だいの大人が
「で?きみはなにができるの?」
って質問はセンスが無いですよね。
後ほどで詳細をお話しますが、圧迫面接は面接官からするととても簡単です。
中途採用の圧迫面接
中堅人材系企業のwebマーケティング職で、計4回の面接がありました。
1次面接(圧迫面接)
↓
2次役員面接(圧迫面接)
↓
3次役員面接(圧迫面接)
↓
最終面接(圧迫ではない)
- 面接官にいわれたこと
「あなたの経歴は理解できない。」
「転職は裏切りだ。何度も転職しているが、前職の経営者に罪悪感はないのか?」
「あなたは、ウチの会社についてこれないと思う」
わたしが新卒面接をうけた10年前はたしかに圧迫面接が横行していましたが、中途面接を受けた2017年でも、まだ圧迫面接をしている会社があるなんて驚きました。
3次面接選考通過の連絡を頂いたときに、エージェントに辞退したい旨を伝えました。
最終面接は、圧迫の「あ」の字もない、求職者をまるでお客様のごとく丁寧にもてなすような面接でした。
内定をいただき、辞退をしています。
ちなみにこの面接官には、最後まで私の経歴は理解してもらえませんでした。
自分を理解してくれない会社に行きたくありません。
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面接官に否定的なことを言われたときの対策
何をいわれても怒らずに、「そんなことはありませんよ、なぜならば~」と、切り返しましょう。
答えられないところまで責められたら、「おっしゃる通りです。ですが頑張ります!」のスタンスを貫き通しましょう。
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圧迫面接では、絶対に相手のペースにのってはいけません。
こちらも温度感が上がって、面接官に逆ギレするのは絶対にやめましょう。
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圧迫面接は、面接官にとって楽である
人を責めるテクニックは、実はとても簡単です。
面接官にとって、とても楽な面接なんです。
上下関係がハッキリしている状態で、「意味がわからない」「なんで?どうして?」と責め続けると、相手は言葉に詰まります。
面接官の目的は、相手の逃げ場を奪ってストレス耐性を見ることです。
何も言えなくなってしまった時の正しい回答は「頑張ります!」です。
面接官がやる気のないそぶりを見せる
新卒の就活時、とてもやる気のない面接官がいました。
- 何をいっても「フーン、あっそう」としか言われない
- 一生懸命はなしているのにあくびをする
- 目も見ず、毛先くるくるして手遊びしている
いま思えば、これも圧迫面接なんですよね。
面接後に「私の話も聞いてくれていないし、きっと落ちたな」と思っていましたが、内定の連絡をいただき、とても驚いた記憶があります。
面接官がやる気のないそぶりを見せるときの対処法
どんなに面接官のリアクションが薄くとも、
熱意をもって、面接官に伝え続けましょう。
これは圧迫面接で、あなたのストレス耐性をみているだけ。
「ちゃんと聞いてください!」なんて逆切れはもってのほかです。
面接官がやる気のないそぶりをみせるのは、
大抵はパフォーマンスで面接官の人間性が悪いわけでも
あなたの人間性が悪いわけでもありませんので、安心してくださいね。
面接官が、高圧的な態度をとる
新卒採用時の圧迫面接で、面接官に高圧的な態度をとられたことがありました。
- 「は?どういう意味?」
腕組みされながら、連呼されました。
当時、新卒の私は心の中で半泣き。
面接官が、高圧的な態度をとられたときの対処法
強く言われたことを脳内変換して、聞かれたことだけに答えることに集中しました。
「は?どういう意味?」
↓
変換後:「もう一度おしえてもらえるかな」
脳内変換することで、冷静対処できるのでオススメです。
エス子が考える圧迫面接
私は、圧迫面接は否定派です。
人事の経験があり、何百人もの人を面接してきましたが、
圧迫面接をしなければ、相手のストレス耐性を見抜けないのって、面接官のレベルの低さを露呈していると思っています。
普通の会話の中で見抜くのが面接官の仕事でしょう。
仕事はお互いに良いきもちで働くから、良い仕事ができるとおもっています。
自身の職種がWEBマーケターでクリエイティブよりな仕事なので、そうおもっているだけかもしれませんが。
営業職だと、部下を責めて詰めて、「絶対に成約させる!!」と部下に反骨心をもたせるマネジメントの方が、パフォーマンスが良くなるのかもしれません。
もし圧迫面接で言われたことは、あなたのすべてではありません。
いちど自己分析をしてみましょう。
「無料」なので、やるべきです。
住所などの詳しい情報をいれなくても、リクナビ内でとても詳細な自己分析ができますよ!
この自己分析のよいところは、自分のよいところを教えてくれます。
いまいちど自分の良いところを把握して、新しい企業の面接にすすみましょう。
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