仕事が限界な時に、パワハラ上司に相談したらとんでもないことになった。

仕事が限界なので上司に相談
仕事が限界な時に、追い詰められて、あろうことかパワハラを受けていた上司に相談した体験談です。
今回は、人材業界の30代男性にお話しを伺いました!
サイトの運営者
エス子
クビ、ヘッドハンティングなどで転職4回、5社を経験。
性別:女
年齢:30代前半
年収:700万円程
勤務先:東証一部上場企業
学歴:偏差値50ちょいの大学卒
住居:東京都23区内
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仕事が限界な時に、パワハラ上司に相談したら

ここでは私が実際に仕事に限界を感じ、上司に相談した時のエピソードをご紹介いたします。

当時私は部署内で大きなプロジェクトを任されていました。

まだ25歳と若く、多少無鉄砲なところもあったため、ほぼ見切り発射の勢いでプロジェクトのリーダーを引き受けました。

ただ私の見通しが甘く、プロジェクトの進行が徐々に遅れて行ってしまいました。

スケジュールに追われ、仕事も体力的にも精神的にもきつくなってきました。プロジェクトに参加している同僚の目も厳しくなりました。

「このままでは私は潰れてしまう」勇気を振り絞って上司に相談することにしました。

以下、当時の様子を振り返りながら、同じ悩みを持つ方の参考になればと思います。

上司に相談したくてもできない風土

実際に仕事が限界とは言いながらも、なかなか上司に相談できないのが実情と思います。

当時の私は社内でも有名なパワハラ課長の元で仕事をしていました。

当時の私が抱えていた環境は以下の2点。

  • パワハラ上司
  • 弱音は許さない社風

この2つの要素が積み重なり、上司に相談するというのは相当にハードルの高い行為でした。

パワハラ上司

当時私が在籍した会社していた会社では、社内の風通しも良いとは言えず、上司に気軽に相談できる空気ではありませんでした。

しかも私の直属の上司は、社内でも有名なパワハラ上司でした。

当時25歳の私はそのパワハラ上司の気持ちに答えようと思い、無理なプロジェクトを引き受けたという部分もあります。

プロジェクト進行中は、そのパワハラ上司からの指示を受けながら、山積する仕事との戦いでありました。

次から次へと上から仕事が降ってくるなか、仕事を振られて疲れが限界にきたプロジェクトメンバーの不満も溜まっていました。

徹底したトップダウン風土と、同僚の板挟みになりながら、徐々にストレスを溜めていきました。

普段からフランクな会話をするほどもなかったので、なかなか上司に相談できずにいました。

弱音は許さない社風

社内では定期的に社長からの講話があり、自身が若い時にした苦労話がメインでした。

社長は現場叩き上げの人間で、とにかく厳しく揉まれることで人が成長すると信じている人でした。

こういった社長がトップにいるので、多少厳しいことがあっても弱音を吐いて逃げ出すことは許されませんでした。

実際に相当に精神的に参った人は、体調を崩して会社を辞めることがありました。

パワハラ上司への相談の方法

「パワハラ上司」と「弱音を許さない社風」により、仕事が辛いことを言い出せない私。正直睡眠もろくに取れずに、連日下痢に悩まされるようにまでなりました。

「このままでは潰れてしまう」

現状を変えるために意を決して上司に相談しました。

ただ、闇雲に弱音を吐いても聞き入れてもらえないことはわかりますので、相談の仕方を工夫しました。

意識したのは以下2点。

・現状を客観的に報告する
・自分の体調の変化を素直に報告する

現状を客観的に報告する

この報告には私情は一切はさみません。

プロジェクトの進捗をスケジュールと現状を照らし合わせて包み隠さず報告しました。

正直、停滞しているプロジェクトについて話すのは気が重かったです。ただこればっかりは隠していても会社に大きな迷惑がかかるだけです。

案の定、上司はプロジェクトの停滞の話を聞いてかなり怒り心頭といった様子。

ただ少し意外だったのが、「こういった相談をされたことが今までなかった」と言われたことです。

今までは、かなり無茶なプロジェクトも、「担当者が体調を崩す」か、「無理矢理やりきる」という形で乗り越えてきました。

プロジェクトを途中で、正直に進捗を報告されたことはなかったのです。

これはある意味、風通しの悪い社風が有利に働いた点です。

今まで受けたことのなかった相談を急に持ちかけられた上司は、明らかに戸惑っていました。

自分の体調の変化を素直に報告する

仕事の停滞の話とともに、自分の体調不良についてもはっきりと包み隠さず伝えました。

なんでも無理矢理押し通す社風の割には、ある程度コンプライアンスを気にしていたようで、上司が私の体調不良の話を聞いた時には、かなり深刻な顔になりました。

また当時すでに心療内科に通っていたので、その旨を報告すると、こちらの体調を気にする様子が露骨になりました。

世の中、私のようなケースばかりじゃないと思います。

ただ、コミュニケーションが取れていない職場ほど、部下からの真剣な訴えはかなり響きます。

相談した結果

相談した結果はあまりいいものとは言えませんでした。

結局私はプロジェクトリーダーから降ろされ、他部署への異動となりました。

この異動自体は私が望んだものでもあります。

一度プロジェクトを停滞させ、遂行が無理であると報告したので、いづらい環境になってしまったのです。

私のプロジェクトの進行方法に対しても多くの同僚から批判的な声があり、元のように仕事できないと判断したのです。

結果的に左遷人事的な他部署への異動で、この会社での私のキャリアは終了しました。

ただ今では相談して良かったと思っています。あのまま無理やりプロジェクトを進行していれば、私の精神が限界に来ていたでしょう。

結局は転職を決意

左遷人事をもらった私はこの会社でのキャリア終焉を感じ、結局は転職をしています。

新しい会社では、自分に必要以上に負荷をかけず、足元を見たキャリア構築をしています。

ただ、今回のプロジェクトの失敗は、転職時には有利に働きました。

失敗したとはいえ、明らかに難しい課題に取り組んだという姿勢が評価されたのでしょう。

おわりに

仕事に限界を感じ上司に相談する。この行動自体は自己防衛としては悪くないと思います。

ただ、この相談によってその会社でのキャリアはかなり難しくなることが往々にしてあります。

そういった場合も、転職という選択肢を持っておくと逆に強気に出れる部分もあります。

まず大事なのは自分という資本です。この資本を壊してしまっては元も子もありません。

現在仕事に限界を感じ、なおかつ上司とのコミュニケーションが難しい方は、転職という選択肢を持つと、逆にコミュニケーションもスムーズに行くケースがあります。