仕事はストレスがたまりますよね。
割り切っていても、家に帰ると疲労困憊なんて事がよくあります。
仕事だと割り切った方が尚更自分を抑えつける事になり、会社から帰宅した時など反動がすさまじくありますよね。
ストレスが溜まると土日の休みも陰鬱としてしまい、何をやっても楽しくない状態が続いてしまって健康的ではありません。
今回の記事では、体験談をふまえストレスの原因から解消方法までをご紹介していきます。
ストレスで悩んでいる方の一助になれば幸いです!
仕事のストレスはどのような時におこるのか
仕事のストレスの原因は、ほとんどが人間関係から起こる事が多いと言われています。
私自身、上司や同僚、顧客との関係性からストレスをため込んでしまう事が多くありました。
下記のようにアンケートでもでていますね。
ストレスは人間関係から発生するもので、主に上司や同僚などとの人間関係が多いようです。
男女、年齢問わずストレスの原因は「上司との人間関係」が1位でした。

上司から急な依頼が入ったり、意味不明な指示に振り回されてしまったり、自分がコントロールできない事が日々多く起きるのが要因のひとつではないでしょうか。
急な残業や自らの時間がコントロールできなくなってしまい、ストレスになってしまうケースが多いと思います。
長時間労働などに繋がってくるとストレスもたまりますしモチベーションも下がっていきますよね。
プライベートな自分の時間を確保できなくなってくる事により、更にストレスが溜まってしまう負のループにはまってしまいがちですよね。

ストレスのたまる仕事の体験談
私自身、仕事でストレスをため込んでいた事があります。
上司から突発的に指示を出されたり、同僚から何故か振られたりすることが多くなってしまい自分の時間がどんどん無くなっていった経験がありました。
広告代理店に勤務をしていた時、営業職として勤務をしていたのですが、突然大型のWEBサイトを制作する進行担当も兼任で任される事になりました。
日中営業活動をしていて帰社後に進行の作業などを行っていたのですが、
顧客開拓という自分のミッションも滞り、進行作業も色んな方々のニーズへの対応が後手を踏んでしまい中途半端になってしまいかなりストレスを感じた事があります。
結果的に後回しになってしまった膨大な作業が増えてしまい、長時間働いてしまったり自分の時間を確保できなかったりと生活をコントロールできなくなってしまってしまいました。
進行案件はかなりボリュームがあり、ミーティングの結論を反故にされるような指示が上司から出てしまうなど、社内的な調整が多く発生し、完全に振り回されてしまっておりました。
営業活動は自身の業務なので楽しかったのですが、会社に帰るのが憂鬱で、自分の時間が取られてしまう感覚によるストレスを非常に感じながら毎日を過ごしておりました。
後ろ向きなマインドで仕事をすると効率やスピードもかなり落ちてしまうため上司の求めるスピードに応える事ができなくなってきて人間関係も悪くなりがちでしたね。
プロジェクト全体がギスギスしてきたのを感じ、自分が進行として立たせてもらっている分かなり申し訳ない気持ちになったのを覚えています。
ただ、私にも主軸となるミッションがあったのでどうしてもそちらを優先せねばならない時があり、人間関係が悪くなるとわかっていながら仕事をしてしまうという歯がゆい日々が続きました。
出来る限り与えられた仕事を完璧にこなそうとするあまり、落ち着いて作業をしたいという欲求が出てきてしまい結果的に顧客開拓と進行管理が中途半端になってしまってストレスをため込んでしまうという負のループにハマってしまいましたね。
仕事のストレスの原因
このままでは自分のミッションもうまくいかず、自身が会社に勤めている意味もないと感じた結果、ストレスを緩和しようと原因の追究をしようと考えました。
会社内の人間関係が悪くなってしまった原因ですね。
色々と考えた結果、私の場合下記の要素が人間関係の悪化を招いていました。
- 別に依頼された進行の仕事で後手を踏んでしまう。
- 本来の仕事ができないストレス。
- 本来進んでいたものが上司や別部署の権力者の指示により反故になってしまうストレス。
自分にストレスが溜まっている事を自覚してしっかりと原因の特定をする事で、気持ちが結構晴れていたのを覚えています。
悩みって可視化すると落ち着きますよね。
やりたくない仕事が中途半端になり、結果的にその仕事に関わっている方々の人間関係が悪化してしまって自らの睡眠不足が重なってしまいストレスに発展してしまったのですね。
平日の業務のストレスで土日も陰鬱としてしまっていたので、休日遊んでリフレッシュするというような方法がどうしても使えませんでした。
遊んでいてもどこか気がそぞろで、仕事の事を急に考えてしまったりと休日が一切楽しめなくなってしまっておりました。



ストレスの解消方法
休日が楽しめなくなってしまっていたので、リフレッシュができません。
そのため、ストレスの根源である業務を解決する事から始まりました。
私の場合、制作案件で思考をする時間がかなり多かったので、下記を行って思考時間の短縮を図りました。
- 業務をフロー化する
- プロジェクトに携わっている登場人物とそのニーズの図式化
- 登場人物の人間相関図の作成
フロー化は本来行っていたのですが、かなり細分化しました。
ニーズの図式と照らし合わせ、上司がどのタイミングで反故にしてくる指示を出しそうなのかまでスケジュールに落とし込みました。
事前に設計、思考をしてしまい、業務時間を「作業」に変化させねば自分の時間はとれないと考えていました。
人物相関図はかなり役に立ちました。
何故上司はミーティング中に発議をせず、ミーティング後に指示を出してくるのかがわかったんです。
上司の苦手としている人物が出席するミーティングでは発言率が大幅に低下していたんですね。
そのため、苦手な人物がいる際のミーティング前後は上司にかなり気を使うようにしました。
予防策を自身から立てる事ができ、上記3つの施策が見事にハマりました。
当然、制作案件がスムーズに進むようになり、自らのミッションである顧客開拓にも専念ができたのですね。
プロジェクトメンバーとは一時期人間関係が悪化してしまっておりましたが、終盤は労いの言葉などを頂く事もでき、非常にやりがいを感じる事ができました。
皆私が片手間で行っている事はわかってはいたようですね。



ストレスの始まりは睡眠不足から
今回のケースで制作案件がスムーズになったからストレスがなくなったように感じていたのですが、どうやら間違いである事に後日気が付きました。
仕事自体は大好きでしたし、長時間労働も苦ではありませんでした。
一番の変化は「睡眠時間」です。
仕事が滞っている際は不安で眠れず、限度を超えた長時間労働で睡眠時間が確保できておりませんでした。
制作案件がスムーズになり自分の時間もしっかりととれるようになった私は、プライベートな時間も確保する事で不安要素がなくなりぐっすりと眠る事ができていたんです。
下記の調査結果でもぐっすり眠る事がストレス解消につながると感じる方が多いとされていますね。


ストレスって色々な要因がありますが、実は全て繋がっていて、根源としては睡眠不足からくるものなのかもしれませんね。
イライラしやすくなる。情緒不安定になってしまう。など、様々な異常は睡眠不足の時に多い気がしますね。
まとめ
働く上ではどうしても他人と関わらなくてはいけないため、ストレスって、ゼロにするのはなかなか難しいですよね。
とはいえ、平穏な日々を過ごしたいですよね。
今回私が行った事はけっこうどの仕事にも汎用性が高いため、業務上のストレス解消方法として是非試してみて下さい。
- 会社勤めからくるストレスの原因を探る(多くは人間関係)
- 原因を見える化する。(人間関係悪化の原因)
- トライ&エラー
人付き合いはサラリーマンである以上絶対発生する事なので、割り切って仕事が出来て休日を楽しめるように工夫して生活していきましょう!
どうしてもストレスを解消できないのであれば、環境を変えると良くなるケースもあります。
自分の身体や心を犠牲にしてまで頑張る必要はありません。
一度転職エージェントに相談してください。
多くの企業と転職者を知っているからこそ、あなたの環境をフラットに見ることができます。
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