転職を決めたならできる限り現状より良い待遇、給料UPを狙いたいですよね。
本日は、現在企業の人事として働かれている元技術職30代の男性に話を伺いました!!

転職で給与交渉はしても良い?
面接時に給料交渉を自からして、面接官の心証を悪くするのではないか・・・と気になるものです。
私は技術職で何回か転職していますが、その度に少しずつ給料交渉して年収を上げてきました。
給料は転職をする際に転職先を決める目安にもなります。
仕事は何でも良いが給料を上げたいと言うわけではないですよね
。
私は、今後の仕事をより充実させ自分のキャリアとして構築していきたいと常に考えたものです。
しかし、安易に転職すれば給料が上がるというわけではありません。
大きく分ければ、「仕事内容」「待遇」「給料」の3つを相対的に考えて、現在より良い状況を作る事を考えると良いです。
たとえば思ったように給料が現職より上がらなかったとしても、やりたかった仕事内容であったり、会社の立地、会社の福利厚生が良い、など自分にとって良い面があれば多少のことは妥協できるでしょう。
その際、交渉に対する不安や解決策をここではまとめて行きたいと思います。
転職する際、給料交渉の不安とは?
給料を交渉する際、どのタイミングで話しを切りだしたら良いのか?
お金の話をして面接官の印象を悪くしないか?など、不安に思うことがあります。
そのような問題を具体的にご説明いたします。
採用担当者に与える印象は?
最近では転職での給料交渉が普通だと言ったとしても、話すタイミングや話し方次第で、マイナスイメージを持たれてしまう可能性があります。
給料交渉のNG例は下記のように考えられます。
給料交渉タイミングは?
給料を交渉をしたいからと言って、いきなりお金の話しをするのはいけません。
自分からお金についての話は切り出さない方が良いです。
企業側にあなたの前向きな姿勢やスキルなど十分に理解していただいてからになります。
何も話が進んでないのにいきなりお金の話から入れば相手も気分が悪くなるものです。
大抵の企業は面接終盤に、面接官から給与の話を振ってくれます。
面接官から「給料はいくら希望ですか?」と聞かれるまで待ちましょう。
また、一切そのような話がなかった場合、「最後に何か質問はありますか?」と言われたときに切り出せば違和感なくスムーズに話しができます。
焦らず、ゆっくりと面接を進めて行った方が良いですね。
転職エージェントで給料交渉
転職活動が全くの初めてであったり、交渉ごとが苦手だったりする人もいると思います。
そのようなときは転職エージェントにお願いしてみるも良いと思います。
私も、給料交渉が苦手で転職エージェントにお願いをして面接を受けたことが何回かあります。
転職エージェントはプロですから無謀な給料提示は一切しません。
エージェント側がしっかり先にヒーリングしてくださるので納得のできる給料交渉をしてくれます。
また面接官の印象を気にせず希望金額を言えるので、交渉時にマイナス印象をあたえる事がなく安心できます。
「あまり給与や年収のことを言ってしまうと進行してくれなくなるのでは?うるさい求職者と思われるかな?」と心配している方が多いということもありますが、
求職者の転職を成功させることが転職エージェントの仕事なのですから、ここはビジネスライクにきちんと話しましょう。
とはいえ、どのように年収について切り出していけば良いのか悩む方も多いかもしれません。
そういう方は以下のように転職エージェントのコンサルタントへ切り出してみましょう。
年収交渉時の代表的な聞き方
「紹介された求人は年収450〜500万円と50万円の幅がありますが、私のこれまでの経験とスキルをもとに考えるといくらになりそうでしょうか」
このように転職エージェントのコンサルタントに聞くと、過去のこの求人企業の実績やコンサルタントの経験値からおおよその年収を答えてくれると思います。
たとえば「過去のこの求人企業における決定実績に基づくと470万円は下回らないと思います」とか、
「あなたの経験スキルを考慮すればこのポジションで提示されている上限の500万円はかたいと思います」など、
基準値の返答をもらえると思います。
また、このように転職エージェントのコンサルタントが基準値を口にすることで、これはひとつの約束ともなりますしコンサルタント側も「言った以上、企業としっかり交渉しよう」と意識が定着します。
あなたと転職エージェント側の双方にとってプラスに働きますので、求人を紹介された時点でぜひこのように聞いてみてください。
最後に
転職活動の際、給料交渉を行うことは当たり前となっています。
給料UPを狙って転職する方々もたくさんいるかと思います。
上手く転職活動するためには自分のキャリアがどれくらいの価値があるのかをしっかり把握することが大切です。
自分勝手な過大評価はせず、客観的に見てどのような価値があるのかを考えなくてはいけません。
そのように自分の評価を決定づけることはなかなか難しいものです。
そのような時は信頼あるエージェントにお任せするのも良いでしょう。
転職活動を失敗しないために、相談をすることをおすすめいたします。