転職回数って実際どうなの?-キャリアアドバイザーが本音を話す!

転職回数

私は転職4回、5社経験しています。

最後の転職活動では、内定6つ頂き転職により年収が上がりました。

ただ、転職回数の多さにより不利になることも多いようですね。

エス子
エス子
今回は、年間1000人もの転職者にアドバイスする、女性キャリアアドバイザーのあやこさんにお話を伺いました!
このサイトの運営者
エス子
クビ、ヘッドハンティングなどで転職4回、5社を経験。
性別:女
年齢:30代前半
年収:700万円程
勤務先:東証一部上場企業
学歴:偏差値50ちょいの大学卒
住居:東京都23区内
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転職回数や就業期間って重要?

転職活動をしていく上で、最も気になるのがご自身の経歴ですね。

その中でも採用担当者がまず見るのが転職回数と1社あたりの就業期間です。
あまりにも短期間で多くの転職経験があると、自社に入社してもすぐ辞めてしまうかも。と印象が悪くなってしまいます。

では一般的にはどれくらいの転職回数と就業期間であれば、悪い印象を与えないのでしょうか。

なぜ転職回数を気にするのか

海外に比べると日本って「転職してキャリアップする」という概念がまだまだ根付いていないのが現状。

あまりにもコロコロと職場を変えてしまうと、「環境に適応できない人」「根性のない人」と悪い印象になってしまいます。

基本的に日本はまだまだ実力よりも年数で成熟度を測る傾向にあるので、1つの職場でどれだけ継続できたかということをスキルのポイントとして捉えています。

なので日本での転職活動においてはここを念頭におき、ご自分のご経歴と向き合っていかれると良いでしょう。

転職回数
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また、回数が少ないから絶対に大丈夫!という訳ではありません。
社内の異動などで1つの部署にいる期間が短いと、こちらは「スキル不足」としてみなされるパターンがあります。

例えば経理半年間、営業半年間、営業事務半年間、勤めた方がいるとします。
これはスキルの面においては3回職場を変えているのと同じです。

もちろん会社事情のため飽きっぽいという意味には捉えられないですが、どの職種も短期間の経験しか積めていません。

これはどの職種においても「経験者」とは言い難いのです。
日本って、まだまだ厳しいですね。

経歴の許容範囲とは?

ではマイナスイメージにならない経歴ってどんなものなのでしょうか。

最低でも1年以上は同じ職場で勤務しましょう

数か月、半年の経験は前述したとおりほぼ未経験扱いされてしまいます。

そのため最低限1年ほどは同じ企業に勤めましょう。

また年間通して勤務したほうが良い理由としてはもう1つあります。

自分の仕事の実力を測るには1年間勤務してみないとわかりません。

特に営業や販売のような、数値的な目標がある職種についてはシーズンによって売り上げが大きく変わることもあるため、年間で勤務しないと実績が見え辛いんです。

短期間で売れる売れないを判断する前に、しっかり継続して自分の適性を見定めましょう。
なかなか成果がでなくても、しぶとく1年頑張ってみれば花が咲くかもしれないです!

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許容範囲の転職回数とは

では実際にマイナスにならない転職回数とはどれくらいなのでしょうか。

もちろん年代にもよりますが、転職回数が気になり始めるのは3回目以上です。

40代や50代の管理職クラスになれば話は変わりますが、一般のメンバークラスであれば3回以上あたりから転職回数が気になりはじめます。

あくまでも回数だけ見るならであって、納得できる転職理由があれば問題ないです。
理由は後付けでも良いので、それぞれどんな目的の転職であったかを考えてみると、納得できるようお話ができますよ。

転職回数が多い場合

とは言っても転職回数やこれまでの経験は変えられないですよね。
転職回数大丈夫かな、と思った時どうすれば良いのでしょうか。

対処法1:転職理由はすべてポジティブなものに

基本的に転職理由ってネガティブなことが多いですよね。

給料が上がらない、人間関係が悪い、仕事がきつい、など。

これらはただの愚痴になってしまいますので、当然面接の場では言えないですよね。なのですべてポジティブに転換してしまいましょう!

どの転職理由もすべて「キャリアアップ、スキルアップのため」にしてしまえば、いいんです。前の職場では得られなかったもので、今の職場で得られたもの。それを探してあげるだけで立派なスキルアップです。

常々自分のスキルアップを考えて行動していますよ。とPRできれば転職回数も気にならないです。

対処法2:言い訳をしない

転職をしてしまった事実は変えられないことです。

なので、言い訳はやめましょう。正当化しようとすればするほど、と言い訳がましく聞こえてしまいます。

どういうキャリアを考えて、この会社に行ったという言い方にしましょう。

やみくもに職場を変えるのではなく、何か考えながら転職をしているということをお話できるようにしましょう。

経験社数ではなく経験内容が大事

転職回数や就業期間についてはもちろん重要です。

ただ本当に大事になのは、何を経験し何を学んできたのかということです。

仮に多くの転職をしたとしても、それなりの実力やスキルがあれば何の問題もありません。

要は自分のやってきたことに自信と一貫性があれば良いのです。
一番だめなのは、職場もコロコロと変え、やってきた仕事も何の関連性がないものです。

例えば接客業を経験し、営業を経験していれば人と接して何かを売るということに共通項がありますよね。なので個人営業、法人営業両方できることが逆に強みになったりまします。

ただ技術職、事務職、営業職など、なんのスキルの一貫性もないと、ただただ飽き性と捉えられてしまいますよね。

職場を変える以上に身に着けてきたものがあれば、転職回数なんて気になりません。

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おわりに

転職をしようと思った時、とにかく現状を変えたいという逃げたい気持ちになることがあります。

しかし逃げるように仕事を辞めてしまっては、前向きな転職活動はできません。
しっかり今の自分と向き合い、これからどうしていけばキャリアアップできるのかをしっかり考えないといけません。

これは嫌だからこっち。というように逃げるように仕事を選んでいると、結局何も身につかず年齢を重ねた時に「キャリアのない人」と思われてしまいます。

転職をするときには、先々を考えて仕事を選ばないと、無駄に転職を重ねることになりますよ。

一時的な感情だけで次の就職先を決めないように気を付けましょう。