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転職で有利な年齢とは?年間1000人の転職者を支援する転職カウンセラーの本音

転職で有利な年齢

新しいスタートを切ろうとする時、年齢によって左右された経験はありませんか。

「もう少し若ければできたんだけどね。」なんて呟いてしまったことなどあるのではないでしょうか。

転職活動においても、それは新しい挑戦でありもちろんその挑戦には年齢が大きく関係してきます。

若ければ若いほど、まだまだチャレンジの幅も広がりますが、年齢が上がるにつれ、任せてもらえる領域も限られてきます。

では転職活動において、年齢の基準値とは一体どんなものなのでしょうか。

またなぜ年齢によって、仕事の幅が限られて来るのでしょうか。

転職活動で年齢は重要視されるの?

結論からいうと、転職活動において年齢は最重要視されています。

特に未経験の領域で何かにチャレンジしたいという場合は若ければ若いほど有利となります。

まず、初めての仕事の場合は20代でないと採用される確率は低いでしょう。

ではどういった理由で若手、主に20代の需要が高いのでしょうか。

若手は教育しやすい

ほとんどの未経験歓迎求人は20代前半、いわゆる第二新卒層を求めています。

理由は明確です。「固定概念がなく、育てやすい」からです。

未経験の仕事の場合、その仕事に関しての知識が全く無い訳ですから、

素直に上司のアドバイスに従い、やってみる必要があります。

なので下手に色々な経験をしている社会人よりも、愚直に仕事に取り組んでくれる若い層を求めたがるのです。

学校での教育をイメージしていただけると分かりやすいです。

今小学校の授業を受けたとしたら

「そんなの社会で役に立たない。」「もっと効率的な計算式がある。」など、

少なからずこれまでの経験を基に物事を考えるのではないでしょうか。

仕事の場合も全く同じです。

社会人経験の長い人を採用するより、まだほとんど何も知らない若手を採用した方が、仕事の理解が早く、会社の色に染めやすいからです。

そういった理由で社会人経験の浅い第二新卒層を採用したがる傾向にあります。

組織体制のため

また若い年齢層が求められる理由としては「組織体制」が関係しているケースもあります。

現在は風通しもよく、若手が活躍している会社も数多く存在します。

20代でマネージャー、部長なんてことも珍しくありません。

そのような組織にいきなり40代の新入社員がきたらどうでしょう。

マネージャーとしても自分より社会人経験豊富な人に上から指示することに抵抗があるはずです。

もちろん気なされない方もいるでしょうが、大抵はやりにくいのではないでしょうか。

こういった組織体制の若返りを求めている企業からすると、昔ながらの考えの年齢層は社風には合わないのです。

近年は大手企業が組織の若返りを求め、従来採用をしていなかった第二新卒層の採用を積極的にはじめました。

若手が活躍するベンチャー企業の躍進もあり、時代に合わせた商品やサービスを普及させるために、こういった採用を進めはじめています

就職活動がうまくいかなかった人も、転職活動で大手企業に入るチャンスがあります。

※出展:ハタラクティブ第二新卒とは

30代以降の転職活動

未経験の仕事においては、非常に年齢も大事です。

しかし本来転職活動とは、前職の経験を活かしキャリアアップしていくものです。

経験者を求める場合は年齢もある程度重ねていないと、できないものあります。

では30代の中堅レベルからハイクラスの年代の方の転職活動はどういったところを見られているのでしょうか。

実績や経験勝負の世界

30歳以降の転職活動においては、前職での実績や役職が勝負になってきます。

基本的に未経験で1から何かにチャレンジしていくというより、これまでの知見を活かし、次の仕事にどのように活かすかを考えることが無難です。

これまでの経験との親和性がないと、結局新卒を採用した方が会社としては育てる意味があるので、そう思われないような仕事を選ぶことが大切です。

逆に同職種、同業界での転職はキャリアアップのチャンスです。

役職者としての雇用や、前職よりも大幅な給与アップが狙えます。

少なからず何かしらの「武器」を持ち、転職先でその武器をフル活用できることが勝負遠なります。

専門的な知識やスキルは有利

年齢を気にせず転職でき、且歓迎されるものは主に技術職、専門職です。

こういった職人系の仕事は長くやればやるほど味が出ます。

美容師、研究職、技術職、調理師など、長年の経験が仕事の良し悪しを決めるようなスキルを持っていれば、その後の転職活動でも多いに有利となります。

そのような経験のある人材は市場にも少ないため、希少価値としても非常に高くなります。

技術は長い時間をかけて、勉強や鍛錬を積んで磨かれるものです。

これまでのご経験を最大限に活かし、新しい舞台でチャレンジをしていって欲しいものです。

転職活動に年齢のリミットはあるか

未経験の場合は若手、経験者の場合は年齢は関係なく。という話を前述しましたが、それなりの実績があったとしても、体力的に厳しいと判断された場合は通常の転職活動はなかなか難しいものです。

どれだけ実力があったとしても、50代以降は書類上ですぐに弾かれてしまう場合が多く、なかなか面接でPRするまでに至らないケースが多くあります。

求人サイト、エージェントを通じた転職は役員クラスでない限り40代くらいまでが一般的に利用できる年齢でしょう。

その年代以降はハローワークや知人のツテを使って探してみると声を掛けてもらえることがあります。ただ、もちろん仕事内容にもよりますが、そこそこの給料がもらえる仕事を探すのは非常に困難です。

雇用形態としても正社員で雇用していただけることも少なくなります。

転職活動をしようとする場合、50代以降はまずお取引先や周りに声を掛けてみましょう。

まず自分のことをよく知って、必要としてくれる場所を身近で探す方が通常の転職活動をするよりも良い雇用条件で考えてくれるはずです。

年齢によって転職活動に困らないために

年齢によって、転職活動が難しなると考えるとなんだか不安にもなりますよね。

今後市場はますます少子高齢化が進み、100年人生時代になると働き方も変化してくると思います。
実際に現在シニア向けの人材紹介サービスなども進み始めているので、今よりは年齢層の高い方の転職活動には前向きになるとは思います。

それでも現状はまだまだ見通しがなく、自分の将来を考えるとうかうかできません。

では対策として今後年齢を重ねても困らないために、どのように仕事に向き合って行けば良いのでしょうか。

今の仕事に不安があれば、早めにキャリアチェンジをする

何度もお伝えしている通り、新しいことにチャレンジできるのは若いうちだけです。

もし今の仕事を長く続けていけるか、不安があるのであれば早めに見切りをつけましょう。将来的に続けない仕事をやっていても、何の経験値にもなりません。

まずは今後長く続けていけそうな仕事、極めて行きたい分野を見つけ、

早めにそのキャリアにチェンジをしましょう。

そうすれば年齢を重ねて転職したい時にも、培ってきた経験を買ってくれる会社があります。

会社頼みにならず、個の力を磨く

今やPC一台で仕事ができる時代です。

転職ができなければ、フリーランスなどでも仕事はできます。

しかし会社のブランドや製品頼みの仕事になってしまえば、一人で戦っていく力はありません。最低限一人でもある程度稼げる戦略を立てていけば、万が一雇ってくれる会社が見つからなくても、生きてはいけます。

近年はクラウドファンディングなどで学生さんでも起業しちゃうような方がいるくらいです。いくらでも一人でチャレンジできることはあります。

体力があるうちに、チャレンジしてみることもありです。

今の会社で誇れる実績を出す

こちらも繰り返しではありますが、年齢によってシャットアウトされるのは未経験の仕事のみです。

しっかりと人に言える実績があれば、多少年齢が高くても採用してくれる会社はあります。ただ重要なのは、年齢と実績が伴っていることです。

5年経験した実績と10年経験した仕事の実績は変わって当然です。

年齢とそれに伴う実績のバランスが大事ですので、歳を重ねたからこそできた経験やスキルがあるかどうかを見直してみましょう。

なければ、これから仕事で活躍できるよう努力しておきましょう。

国家資格を取得する

国家資格は国が認めた、難易度の高い資格が多いです。

年齢関係なく、活かせるものが多くあります。

今の仕事での実績がでず不安であれば、国に認められた資格を取得しましょう。

例えば、宅建の資格などはかなり息の長い仕事ができる資格です。

若い頃は不動産の営業などで活用でき、体力的に難しくなった場合は契約事務としてだけ勤務できるケースもあります。

このように資格があるだけで、できる仕事もあります。難易度の高い資格程、転職活動では有利になるでしょう。

(宅建・・・宅地建物取引士のこと)

※国家資格についての詳細

国家資格とは?

宅地建物取引士についての詳細

おわりに

転職と年齢。意外と応募求人に年齢制限があるのを知らない方も多く、

やりたい仕事ができないと嘆かれる方もいらっしゃいます。

実際年齢の制限表記は求人票のルール上、記載できないものなのです。

ですから、実際に転職活動をして書類選考になかなか受からずに初めて気付くこともあります。

人はどうしても歳をとる生き物ですから、それを恐れるのではなく、

前向きにどうすればいいのかを考えてキャリアビジョンを立てていくと良いでしょう。