「今の会社、泥舟じゃないだろうか?」
「この業界、ヤバイんじゃないのか?」
正直、絶対に潰れない会社というものは存在しません。確かに大企業であればそこそこ体力があるので、すぐに潰れはしないでしょう。
ですが、そのまま今の会社にいた時に、自分の成長を見込めるのかどうか?
その会社でしか通用しないスキルを磨いていも、自分自身の市場評価は高まりません。
ベンチャー企業への転職を考えているのであれば、自分自身の市場評価にこだわるということはすでによく分かっていると思います。
私が経験した、ベンチャー転職の実情をこの記事ではご紹介します。

https://tenes.net/venture-0827/
目次
ベンチャー企業への転職-デメリット
これら3つのポイントを抑えておけば、ベンチャー企業への転職は実はそんなに怖くありません!
- スタートアップ(起業当初)ではブラック労働の可能性がある
- 手取り足取り教えてくれない。そもそも能力があることが前提
- 何でもできる人間、ストレス耐性がある人間でないと務まらない
あえて、デメリットに目を向けることも必要ですので、ご紹介します。
1.スタートアップ(起業当初)ではブラック労働の可能性がある
ベンチャー企業では、大手が参入してくる前に、市場を自分たちが独占してしまうというスピード感が求められます。
日夜椅子取りゲームが繰り広げられるテクノロジー系企業であればなおさらでしょう。
ゆえに、多くのベンチャー企業では、スピード感を持つために多大な業務量を圧倒的な早さでこなす必要があり、ブラック労働になりがちです。
手取り足取り教えてくれない。能力があることが前提
求められるのは即戦力。
多くのベンチャー企業での求人は経験者優遇案件です。
成長のスピード感を求めるベンチャー企業では、経験者を入れて加速していきたいという思いが強いのが現実です。
もちろん未経験者がOKなベンチャーもありますが、そこでは「課題解決能力」が求められます。
初めての業務でも自分や周りの力を使って、問題、課題を解決していく能力が必要です。
業界未経験でベンチャー企業に飛び込む場合は、業務や専門知識に精通していなくても、問題の本質を見極めて解決していく能力が重要です。
何でもできる人間、ストレス耐性がある人間でないと務まらない
よく言われるのが「ベンチャー企業での仕事には自分に大きな裁量権があるので成長できる」という部分です。
確かに、多くのベンチャー企業ではそもそもが人手不足だという背景がありますので、個人が広範囲に渡って仕事を展開していく必要があります。
この「個人が広範囲に渡って仕事ができる」という部分がある意味でクセ者です。
バリバリ仕事をして自分の能力を伸ばせるんだから良いじゃないか!と思われるでしょう。
しかし、「そもそも自分は何がやりたいんだっけ?」「仕事量多すぎて鬱」「こんなこと(細かい事務仕事)までやらなきゃいけないの?」という理想と現実の違いに悩まされることもあります。
多大な業務量と理想と現実の違いに大きなストレスを感じることもありますので、ストレス耐性というのはベンチャーでの業務では大きな能力の一つです。



ベンチャーに転職!そのメリットは圧倒的な成長スピード
以下3つのメリットをご紹介します!
- スピード感が要求されるので、従来の組織にがんじがらめにされるのがイヤな人には向いている
- 成長する業界の最前線で仕事できるので、そのまま自分のキャリアも構築できる
- より経営者目線で仕事ができる
1.スピード感と、フットワークの軽い動き
スピード感が要求されるので、従来の組織にがんじがらめにされるのがイヤな人には向いている
大企業にいると、社長なんてそうそう会えるものでもないです。直々に社長に業務の決定を仰ぐこともないでしょう。
ですが、ベンチャー企業では、なにか思い立ったらすぐに社長や決定権をもつ人間とコミュニケーションがとれます。
従来の動きの重いスピード感のない組織にウンザリしている場合は、ベンチャー転職がその活路を開いてくれます。
2・自分のキャリア構築がしやすい
すでに成熟しきった業界での仕事は先人が切り開いた道を歩くだけの平坦なものです。
ですが、ベンチャー企業では、自分がその道を作るのです。
業界で第一人者となり、将来的な独立にも大きなアドバンテージが得られるでしょう。
元ライブドアの堀江貴文さんは、1990年代後半にオン・ザ・エッヂというWEB制作の会社を立ち上げています。
いまでこそWEB制作というと飽和しきった市場ではあるのですが、1990年代はインターネットの台頭もあり、まさに最先端の仕事でした。
堀江貴文さんは、その時代の最先端を行くなかで、多くの人から「この先時代の流れはどうなる?どのビジネスがイケてる?」と聞かれることが多くなったといいます。
時代の最先端を行く人間には、自然とお金と人の信頼が集まり、さらに多くのビジネスチャンスが生まれるものです。
3.ベンチャー企業特有の「幅広い裁量権」
これはより大きなマネージメントレベルの視点を手に入れるためには重要です。
自分で決定できる事が増えますし、意思決定が早くてクリアなのがベンチャー企業の特色です。
自分で業務を決定しながら、目の前で会社の命運を握る判断がクリアに行われる。その光景が経営者目線を養うには絶好の機会です。
将来的な独立を考えている人には絶好の環境でしょう
ベンチャー企業に転職して後悔
ベンチャー企業は、良いことばかりではありません。
- スタートアップ(起業当初)ではブラック労働の可能性がある
- 手取り足取り教えてくれない。そもそも能力があることが前提
- 何でもできる人間、ストレス耐性がある人間でないと務まらない
これら3つのポイントを抑えておけば、ベンチャー企業への転職は実はそんなに怖くないです。
あえて、デメリットに目を向けることも必要ですので、ご紹介します。
スタートアップ(起業当初)ではブラック労働の可能性がある
ベンチャー企業では、大手が参入してくる前に、市場を自分たちが独占してしまうというスピード感が求められます。
日夜椅子取りゲームが繰り広げられるテクノロジー系企業であればなおさらでしょう。
ゆえに、多くのベンチャー企業では、スピード感を持つために多大な業務量を圧倒的な早さでこなす必要があり、ブラック労働になりがちです。
手取り足取り教えてくれない。そもそも能力があることが前提
求められるのは即戦力。
多くのベンチャー企業での求人は経験者優遇案件です。
成長のスピード感を求めるベンチャー企業では、経験者を入れて加速していきたいという思いが強いのが現実です。
もちろん未経験者がOKなベンチャーもありますが、そこでは「課題解決能力」が求められます。
初めての業務でも自分や周りの力を使って、問題、課題を解決していく能力が必要です。
業界未経験でベンチャー企業に飛び込む場合は、業務や専門知識に精通していなくても、問題の本質を見極めて解決していく能力が重要です。
何でもできる人間、ストレス耐性がある人間でないと務まらない
よく言われるのが「ベンチャー企業での仕事には自分に大きな裁量権があるので成長できる」という部分です。
確かに、多くのベンチャー企業ではそもそもが人手不足だという背景がありますので、個人が広範囲に渡って仕事を展開していく必要があります。
この「個人が広範囲に渡って仕事ができる」という部分がある意味でクセ者です。
バリバリ仕事をして自分の能力を伸ばせるんだから良いじゃないか!と思われるでしょう。
しかし、「そもそも自分は何がやりたいんだっけ?」「仕事量多すぎて鬱」「こんなこと(細かい事務仕事)までやらなきゃいけないの?」という理想と現実の違いに悩まされることもあります。
多大な業務量と理想と現実の違いに大きなストレスを感じることもありますので、ストレス耐性というのはベンチャーでの業務では大きな能力の一つです。



ベンチャー企業への転職で迷っている人に言いたい
二の足を踏んでいる間に世の中はどんどん進歩していきます。
チャレンジしないことこそがリスクになる可能性もあります。
その部署、会社は本当に潰れない?
大企業ブランドに頼り切っていると、自分の能力開発をサボりがちですし、大きな企業になるほどに、組織の歯車の一つとして動く必要があります。
チャレンジしないことこそがリスク
ベンチャー企業の転職だけに言えることではありませんが、二の足を踏んでいる間に世の中はどんどん進歩していきます。
時代の変化は我々が思っているよりも早いです。
特に最先端のAI(人工知能)分野ではすでにプレイヤーが座る椅子が決まっていて、他の人の参入が考えられない事態になっています。
迷っている時間はなくて、思いついたら即行動!という人間が評価される時代です。
そもそも、やりたくない事に関して迷う人間はいないです。
少しでも引っかかる部分があるのなら、飛び込んでみてから判断するというぐらいの思い切りの良さがあってもいいでしょう。
チャレンジして自分の限界を超える気概がないと、何の能力も得られないまま腐っていくのが必定です。
いまのキャリアで本当に良いの?
その部署、会社は本当に潰れない?大企業ブランドに頼り切っていると、自分の能力開発をサボってしまいます。
特に製造業に関して言えば、多くの大企業がダメージを負っているのが最近の経済事情です。
あの大企業の東芝が経営危機になったのは衝撃でした。
大企業に守られているという安心感ゆえに、自分の能力開発をサボると、いざという時に身動きがとれなくなってしまいます。



未経験でもOKなベンチャー転職例
あえて別業界に飛び込む。
今の仕事の能力を別の視点でで生かせないか?
- 仕事の内容は変えても、業界は変えない
- 管理能力があれば、未経験業種でも対応可能
- 仕事の内容は変えても、業界は変えない
業界大手から同一業界のベンチャー企業へ移るというのは、最もポピュラーなベンチャー転職の一つでしょう。
この時、大手企業とベンチャー企業では微妙に切り口が違うビジネスモデルであることが重要です。
大手で培った即戦力のノウハウをもって、切り口を変えたビジネスを展開できれば、大きな成長が見込めます。
管理能力があれば、未経験業種でも対応可能
なんらかのプロジェクトのリーダーを経験した人間であれば、引く手数多なのもベンチャー転職の特色です。
人をまとめて管理する能力というのは、いつの時代もどの場所でも貴重な能力です。
業務に精通していなくても、現場のプロフェッショナルたちをまとめて、同じ方向を向かせる能力が重要です。
まとめ
大企業の歯車ではなく、会社の根幹をなす重要なパズルの1ピース。その人でなければパズルは完成しないという貴重な人材になれます。
ベンチャー転職は「自分の能力を示したい」という人には向いています。現職の社内評価が高い人であれば、ぜひオススメしたいキャリア構築の手段です。