上司に怒られたとき
仕事で成果が上がらなかったとき
人間関係が上手くいかないときなど
「会社を辞めたいなぁ」とは、誰しも一度は思うことですよね。
私は転職5回、4回会社を辞めています。
会社を辞めた回数が多いからこそ、まずはこれを読んでほしいです。

みんな仕事で我慢をしている
前職のコンサル時代の後輩と飲んだ時に聞いてみました。
「忙しすぎて、そんな他所を気にする時間なんてない」
「仕事はやりがいあって楽しいけど、給与が悪すぎる」
「転職したいけどなんか面倒くさそう」
「今の会社よりいい会社ってあるのかな」
「今の会社、条件はまあまあだし、仕事も緩いし、慣れているから、いまさら新しい会社で0からスタートするのは大変そう」
「会社をすぐ辞めたい」
こんな答えがかえってきました。
多かれ少なかれ皆さん我慢していますよね。
仕事の我慢
仕事を語る上で、我慢は仕方がないことなのかもしれません。
けれど、ちょっともったいない感じもあります。
仕事が楽しくなってくる30前後の人は特に、自身の仕事をふりかえってみると、意外な自身の職務経歴に気づかされます。
「我慢が美徳」という考えが日本の会社ではまだまだ色濃く残っていますよね。
そして、転職というカードにネガティブなイメージがあります。
でも「我慢しない」選択をすることも一度検討するのもありかと思います。
転職という新たな出会いは、我慢をする以上に、自身の成長を促すチャンスでもあります。
いずれにしても、限りある大切な時間を無駄に過ごさない為にも今一度、お仕事をふりかえってみましょう。
そもそも何故仕事を辞めたいの?
勿論辞めたい理由は、人それぞれです。
多くの人は、真面目に頑張っているが、中々報われていないことが多々あるように感じられます。
以下はよく挙がる声の例です。
- 理不尽な上司から、仕事を丸投げされ、しかも急ぎの案件。納期を優先に仕上げるも完成度ダメ出し。
- いわゆるブラック企業、人手が少なく激務の割に給与が安い
- 職場の人間関係に疲弊
- 休みがく、残業が多くプライベートな時間がない
- 勤めている企業に将来性がない
- 今の仕事をやっていても達成感がない
- 仕事の貢献度がまるで感じられない
ざっと見てみると、上司と部下のコミュニケーションが問題のようです。
ただコミュニケーションが円滑になったからといって、「仕事を辞めたい」と嘆く人が減ることはきっとありません。
仕事を辞めたいと思う人は、自分の希望と職種がマッチングしていないか
職場に幻想を抱きがちなのかもしれませんね。
仕事を辞めてよかったこと
勿論、会社に残って自身のスキルを上げながら、周囲の改善を図ることもひとつです。
ただ今は求職者は売り手市場なので、転職件数も伸びているようです。
わたしのように転職に成功し、理想の職場環境や年収を得る人も多くいます。
転職成功組の声を抜粋しております。
- 給与UPもさることながら、一番の満足感は、毎日が楽しく働ける
- やりたかった仕事に就けたので、毎日やりがいを感じるようになった。
- やらせ感がなくなり、セルフスターターになった。
- 環境をかえたことで、新たな人間関係ができて日々が楽しくなった。
- 給与がよくなり、私生活も充実するようになった。
- 責任あるポジションに上がり、モチベーションが上がった。
- ワークライフバランスができる職場になり、プライベートの時間を確保でき毎日が楽しい
- キャリアプランが見えてきて、将来への不安がなくなった。
- 仕事への取り組む姿勢が、ポジティブになった
- 評価されるようになって、自信が芽生えた。
- 部下ができ、責任感がでてきて仕事に幅がでてきた
私が行った、転職で年収アップするコツはこちらから!



仕事を辞めて悪かったこと
成功している方もいる反面、逆に失敗する方もいます。
そんなお声も是非参考にしてください。
- 新しい職場の雰囲気に馴染むまで、時間が掛かった
- 仕事の成果を上げるまで、プレッシャーがあった。
- 当初想定していた内容と違う職種や業務内容であった。
- 給与条件や残業や休日が当初提示されていた内容と異なる。
転職で後悔する声を聴くと転職に二の足を踏みます。
誰もが退職するという決断は不安を感じます。
でもご安心ください。
きっちりと事前に準備をすれば凡その問題はクリアできます。
転職エージェントを上手に使って転職準備をした体験談です!



辞めるのがきまったらどうしたらいいの?
新たにチャレンジの道を選ぶ決断をしたら、色々と準備が発生します。
そんなに難しいことはありません。
1.エージェント登録
エージェントにも特徴があります。
求人提案数、得意な年齢、業界等々それぞれの特徴を掴み、数社は登録してください。
複数のエージェントを使い、複数の内定を得ることは年収アップや、待遇の良い企業への転職につながりますよ!



2.棚卸作業
棚卸を通じて自己分析を行います。この棚卸作業が、転職する上で最も重要なワークになります。
自己分析には、性格分析も含まれます。各エージェントサイトに無料で診断できるので是非とも自身のパーソナリティチェックをしてみてください。
以外な自分が見えてくるので、業種マッチングにも応用できます。



3.職務経歴書、履歴書の作成
職務経歴書は、業務内容は勿論、数値化した実績を時系列にまとめていきます。
過去の経験が、希望企業にどの程度貢献するか、自身の価値が一目でわかる商品カタロ
グのような役割になります。分かりやすく、且つ自身をアピールする重要なツールに
なります。尚、各エージェントサイトにテンプレートがUPされているのでダウンロー
ドしてご使用ください。
4.引継ぎ準備
自己都合で退職するには、会社側に退職する意思を伝えなければなりません。
その意思を伝える書類としては、「退職願」になります。
いつ、誰に、どのように「退職願」を申請するかは、企業によって異なります。事前に就業規則を確認してください。
尚、「退職願」が受理された後に、「退職届」を提出するのが慣例です。
円満退職が、次なるステップへの始まりです。
社内の関係各署は勿論、取引先様への挨引継ぎ含めての準備は、新たなスタートを切るための大切な準備です。
まとめ
「辞めたいという感情」は、いつでもだれでも持ち合わせております。
この波は多かれ少なかれ、仕事をやっていく上で必ずつきまといます。
「会社を辞めたい」をいう衝動に駆られてすぐに会社を辞めるのではなく、やはり準備が重要になってきます。
辞めたい理由は人それぞれなので、理由の深堀をしても解決にはならないと思います。
むしろ大切なのは、「どのようにしたら前向きになれるのか?」を考えるほうが、いい答えが導かれるように思います。
前を向くために、自問自答を繰り返した結果、「転職」という答えが出たときは、未来に向かって準備することが、成功へと導かれます。
徹底的に自分と向き合い棚卸を行えば新しい道は必ず開けます。
恐れずほんの少しの勇気をだしてみましょう。